勤労者と弱者いじめの増税反対、総選挙勝利にむけた決議


 小泉構造改革による規制緩和とリストラ政策によって、強いものはより強く、弱いものはより弱く、 「勝ち組」「負け組」へと振り分けられてきた。
 完全失業者は、いまだ300万人近くあり、仕事はパートやアルバイト、派遣といった非正規雇用へ とシフトし、自殺者も7年連続3万人を超えている。また、勤労世帯の収入は、6軒に1軒が200万円 以下となり、貯蓄なしも2割を超えるなど、勤労者と弱者に「痛み」が押し付けられ、社会の不安定化 とあらゆる格差は拡大し、国民生活や雇用、将来への不安は高まっている。

 そして、政府は昨年の年金法の改悪に加え、次は定率減税の全廃、給与所得控除の縮小、扶養控除 や特定扶養控除、配偶者控除の見直しといった「大増税」の導入を目指すなど、さらなる「痛み」を 押し付けている。国の財政赤字を拡大させてきた責任は回避して、高額所得者対しては減税で、勤労 国民には重い負担を強いる不公平税制の是正には手をつけず、負担は全て国民に求めてきている。 このままでは、働くものの暮らしや将来は大変なものとなっていく。
 全国一般は、この大増税を決して許すことなく、断固反対をしていく。

 小泉首相は、8月8日の参議院本会議での郵政民営化関連法案の否決をもって、衆議院を解散すると いった歴史上かつてない暴挙に出た。この八つ当たりとも言える解散、国会内手続きを無視した首相 権限の乱用に対し、強く抗議をする。
 そして、このようななかでおこなわれる総選挙においては、社民党及び民主党の推薦候補者を、 とりわけ、組織内候補の今川正美氏(長崎4区)と自治労組織内候補者の全員当選を期して全国一般は 総力を上げて取り組んでいく。そのうえで、野党の過半数を超える獲得で小泉自民党政権に終止符を打ち、 政権交代をはかり、平和で安心して働き、生活できる社会を実現させていこう。
 ここに、全国一般とすべての組合員は、第44回総選挙闘争に立ち上り、全力で奮闘していくことを決議する。

2005年8月28日
全 国 一 般 労 働 組 合
第59回 定 期 全 国 大 会